家の近所のアンズの花が開花しました!
まだまだ開花宣言程度の咲き具合です。
咲いたと思ったら、今朝のぼた雪。
春の雪はあっという間にとけますね。
雨になったり、雪になったり。目まぐるしいです。
( 写真は3月24日 京都御苑で撮影した 花桃 )
今日は、この頃思ったことを独り言で。。。。。
春は何かと着物を着るチャンスがあります。
さぁ、着物を着ましょうと思ったときに気を付けてほしいなぁ~と思うことが。
自分で着られない方は誰かに着せてもらうんですよね。
誰に着せてもらいますか?
四半世紀以上も前の私、まだまだ自分が着ることが精一杯!
他人から見れば「いつも着物を自分で着て出かけているから、着せることもできるだろう」。
着せ付けを依頼されたり、お直しを頼まれたり。。。。。
ん~~~~、私の勉強にはなりましたが、着せたり、直したりした方には申し訳ないような話です。
この考え方は違います!!!!
もちろん、自分で着ることも、人に着せ付ける事もできる方はいます。
この着物離れの昨今、沢山の着付け教室があります。
自分で着ることも、人に着せることも、相対するだけで基本的に同じことをする着付け教室。
自分で着るためには専用の道具があり、自分で着る事しかできない、人に着せることは前提としていない着付け教室。
そういう教室では自分で着る事と他者に着せることは全くの別のコースとなっているようです。
私が所属する美保姿は前者の自分で着るのも、他者に着せるのも基本同じです。
なら、簡単に着せつけもできますよね!とはいかないから大変です。
自分で着るのと、他者に着せるのでは鏡を見ているのと同じ状態になります。
これが曲者。
普段、鏡を見ないで着ている私にとっては一番の難関でした。
自分に紐を結ぶことはできても、相手に結ぶと言うのも難しいのです。
着せつけ慣れていない方に着せてもらうと、左前になっていることがあります。
左前ってなあに?
今朝の朝ドラ、ご覧になりましたか?鈴さんの生前葬。
あの時の着物の衿あわせはお気づきになりましたでしょうか?
普段の衿あわせと逆になっていることに気付かれましたか?
あの鈴さんの装束が左前です。
この世の人ではないと本人にわかってもらうために逆に着せるのだと、教わりました。
自分で着れる人 イコール きせられるではない
その辺を知っていただけると、私の周りでも安心する方がいると思います。
今回は着せていただく人を考える参考までに。
また、着た時の心がけなどはあらためて、独り言で。