片口@平安楽市

kimonodaisuki

2018年06月11日 11:03

長野の空も雲が多くなっています。
これから、台風の接近と共に、風が強まりそう?

京都のお話の続きです。

さてさて、腹ごしらえもすんで、平安神宮へ移動です。
京都駅前のバスターミナルA1から5番の岩倉行バスに乗り込みます。
久々に烏丸通をバスで北上!
烏丸通りって通るバスが少ないので、見慣れない風景が新鮮です。

朱の大鳥居の前にある『岡崎公園美術館・平安神宮前』で下車です。
天気がいいので、鳥居が青空に映えてとってもキレイ!

さあ、目的地は見えています。
岡崎公園で毎月第二土曜日に開催されている『平安楽市』。
一区画2.5mで整然と沢山のテントがぎっしり、並んでいます。

手作り市が人気で、申し込んでも抽選で出店から漏れることもあるという市です。

自分で作ったものを作りての方と話をできるので、楽しいですよ。
値切るのも大好きです!

まずは、誕生日プレゼントに買ってもらうものを探しがてら、市をブラブラ。

今回、自分で購入したのは『片口』。

カラフルなマーブル模様がかわいいです。
側面につけられた、飛びカンナのボコボコも楽しい!

はけ目の様で、後から書いたものではないようですし。。。。

作っている方に教えていただきました。

まず、白い土に顔料を混ぜ、色付粘土をつくります。
それを、板状に伸ばして、色付粘土、白い粘土を重ね、ブロック状にします。
それをロクロに乗せて、回して成形すると、マーブル模様ができるのだそうです。

底の方から見ると飛びカンナの模様の所もマーブルになっているのがわかります。


この片口は清水焼です。
当代は3代目。おじいさんの代に美濃から来たそうです。
美濃では27代続いているお宅の分家とか。。。。日本の陶器の歴史ですね。

また、この片口のマーブル模様。
おじいさんの代から作られていたそうですが、
その頃は、白と黒だけだったそうです。

見て、気に入って買うだけでなく、作り方も教えていただける。
作り手の方とお会いする、楽しい市です。

誕生日プレゼントに買っていただいたものは、またこのつぎに。





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