博多帯のがま口
おはようございます。
どんよりとした曇り空の朝ですね。
じっとりと体にまとわりつくようなこの重たい空気。梅雨だわぁ~。
そんな梅雨空を吹き飛ばしてしまいそうな
華やかな朱色の博多帯。
がま口に変身!!
写真ではオレンジに見えますが、実物はきれいな赤に近い朱色です。
ポーチとして使うもよし、短めの鎖をつければ、パーティー用の小さいバッグに。
母と同年代の方へのプレゼントに用意しました。
ワンポイントに明るい色で、華やかさがアップ!!
自分でも、このバッグを持って鏡の前に立ってみましたが、、、
着物姿が締まりますね。。。
華やかさも格段です。
差し上げた方も、見た瞬間 明るい色にちょっとビックリされましたけど、
気に入っていただけたようで、よかったです。
使えなくなってしまった帯がこうやってリメイクされて、また使えるって、楽しいですね。
先日、染の勉強会で、
「昔の物で、絹の物は残っているが、木綿の物がほとんど残っていない。」と話がありました。
理由は使い切ってしまうから。
浴衣は、着て、洗って、着てを繰り返し、、、何度も水を潜らせることによって、
どんどん柔らかくなり、最後は赤ちゃんのオシメになるとはよく聞く話です。
絹の物でも、きものに仕立てて、ほどいて、洗って、仕立てて、、、と繰り返せます。
また、擦り切れたり、薄くなったり、、、悪いところを覗いて、使って、使い尽くす。
絹でも普段着は残っていることは少ないですよね。
着物って、すごく日本のエコな技だと思います。
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